無垢材の経年変化について

無垢材は、「呼吸する建材」といわれ、湿度により伸び縮みします。
使い込むほどに色や木目の表情が変化し、年々味わいが出る、天然木ならではの良さがあります。
一方で、木の品質を保つため、割れや反り、ねじれを防ぐための日常の管理が大切です。
末永くご愛用いただけるよう、以下のことにご注意ください。

• 水漏れ

  長時間濡れた場合は、シミ・汚れの原因となります。速やかに拭き取ってください。
  また、水回りで使用する場合はマットを敷くなど、水濡れを防いでください。

• キャスター、重量物

  キャスター付きの家具を使用する場合には、カーペットを敷いて表面を保護してご使用ください。
  また、ピアノなどの重量物は敷板を介して置いてください。
  床暖房に対応していない床材の場合、ホットカーペット、温風ヒーター、ストーブなどの熱が
  直接当たるような使い方は避けてください。目隙や表面割れを引き起こすことがあります。
  使用される場合、断熱性の高いマットを敷いてください。

• 色違い、やけ

  天然木のため色柄は異なります。
  掲載されている商品と現物との間に色違い等の隔たりがある場合もございますのでご了承ください。
  また建材は天然光線中の可視光線成分や紫外線成分を吸収して、変色していきます。

• 縮み、狂い

  無垢材のフローリングは室内の湿度を一定に保つ事に寄与する反面、
  吸放湿により一定量以上の湿度が失われたり、過吸湿した場合寸法の変化が起きる場合があります。
  施工後、1～2年程度は自然環境により狂いを引き起こす場合があります。